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第156話 過去が報われた瞬間

Penulis: Aica
last update Tanggal publikasi: 2026-08-29 19:00:16

なんともいえない光景だった。

今日初めて出会った夏希と、離婚した元夫の一弥さん。

そんな二人が、私の家のソファーに一緒に座っている。

私はキッチンで彼のためのコーヒーを淹れながら、改めてこの状況とその光景を不思議に感じながら、見つめてしまう。

「これ。すっごいおいしいですよ!」

夏希は持ってきたタルトを、一弥さんに無邪気に勧めながら、夏希のペースで一弥さんにずっと話しかけている。

そんな夏希に、一弥さんは愛想笑いをしながら応えはしてるものの、決して無愛想にしているわけではなかった。

私はそれに少し驚いてしまう。

正直明るいノリの夏希と、クールな一弥さんでは明らか雰囲気も違いすぎるし、何より一弥さんがそんな夏希を無視しないことが意外すぎて……。

たとえそれが愛想笑いだとしても、ちゃんと夏希に応えている今の彼の姿を見て、私はホッとするのと同時に少し嬉しく感じてしまう。

「お待たせしました」

私はそんな一弥

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